喜望峰 Cabo da Boa Esperanca (ポルトガル語)、 Cape of Good Hope (英語)
…「喜ばしい希望の岬(をなす峰)」。
cf. 初めディアスによって「嵐の岬」と名付けられたが、ポルトガル王ジョアン2世が、
「インドへの新航路開拓の希望は達成されて喜ばしい」として改名。
ポルトガル語のエスペランサ esperanca 「希望」は、1887年にユダヤ系ポーラン
ド人眼科医ザメンホフが考案して発表した人工的国際語エスペラント Esperanto 「希
望する人」(エスペラント語)に通じる。これは、ラテン語の sperare 「希望する」
が語源。英語の esperance 「希望」や反対語の despaire 「絶望(する)」もこれにも
とづく。ザメンホフが使用したペン・ネームから。